金正恩委員長、平昌五輪に妹派遣のサプライズショー?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.27 10:38
◆核・ミサイル追加挑発の可能性は
対北朝鮮制裁と説得にもかかわらず挑発一辺倒という姿勢を見せてきた北朝鮮が2018年からは管理モードに転換すると、統一研究院は予想している。「核武力完成」宣言を通じて水位調節の名分を得たという側面でだ。2018年からはICBM級戦略挑発や核能力誇示という圧迫感からは少し自由になるということだ。シン・ジョンホ統一研究院企画調整室長は「最近になって一年も欠かさず『最終関門』『最終段階』などとして核・ミサイル挑発を強行してきた北が、今は疲労感を解消するべきだと考えているはず」と話した。もちろん米国の戦略資産と拡張抑止戦力の隙を狙う散発的挑発の可能性は残っている。韓米軍事演習期間中に「北極星3」潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射したり地対艦・艦対艦巡航ミサイルで対応したりする形だ。平昌冬季五輪期間には挑発自制を通じた情勢管理とイメージ改善に動くと予想される。