返答しない北朝鮮、平昌冬季五輪参加の可能性は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.02 16:43
「地球村の冬の祭り」オリンピック(五輪)の聖火が1日、韓国に到着し、平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開幕がカウントダウンに入った。韓国の「メダル畑」と評価されているショートトラックなど15種目の参加出場選手がほとんど決まり、選手たちは最後のコンディション調整に入っている。江原道平昌・江陵(カンヌン)などの開催地は競技場や選手団の宿舎などの最終点検に入った。
五輪の準備が最終段階に入り、国際オリンピック組織委員会(IOC)と政府は北朝鮮の参加に向けて力を注ぐ雰囲気だ。北朝鮮「招請」と「出場」を最後の課題としているのだ。トーマス・バッハIOC委員長は最近、「北朝鮮が出場する場合、すべての経費と練習費用を支援する」と明らかにした。五輪出場のためには予選となる各種国際大会に参加して一定以上の成績を出す必要があり、選手は数年かけて準備をするが、北朝鮮には異例にも「特恵」を与えるという立場だ。北朝鮮が決心さえすれば大規模な選手団派遣が可能になる。