韓経:北核挑発は日本改憲の焚きつけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.30 11:21
北朝鮮による核・ミサイル脅威は日本の憲法改正作業のための「焚きつけ」の役割を少なからず果たした。北朝鮮の弾道ミサイルが北海道上空を通過し、北朝鮮の朝鮮中央テレビが「つまらない4島を水素爆弾で海の下に沈めてしまう」と脅威したのがすべて「戦争可能な日本」を作る作業の名分になった。
安倍晋三首相が率いる自民党政権は随時「北風」を選挙戦略と改憲の名分として活用した。北朝鮮が日本に対する挑発をするたびに危機意識を高め、国家安保のために憲法改正が必要だという点を強調したわけだ。これに自国の防衛を米国に依存するしかないようにした平和憲法が屈辱的なものだと認識した日本の右翼は北朝鮮の脅威をきっかけに改憲の声に高めている。