【コラム】韓国の自動車労組、日本のように変化してこそ生存
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.25 08:12
1967年に現代自動車が設立されて以来50年間、韓国自動車産業は日本から学んで技術を導入しながら、人件費競争力と勤勉を背に世界5位の自動車生産国に成長した。日本も越えることができるという自信と可能性まで見せたりもした。しかし数年前から活力と期待は折れて「韓国自動車産業はここまでか」という危機の状況だ。
韓国自動車は2016年度に国内生産が33万台減、輸出は35万台減となり、今年に入っても回復する兆しが見えないが、日本は国内生産が今年(1-7月)も7.8%増え、輸出は3年連続で増加している。海外生産は韓国が今年1-7月に12%減少したのに対し、日本は2.7%増えた。
米国市場で現代・起亜車は今年1-8月の販売台数が前年同期比9・2%減の86万台だったが、日本車は同比増加の444万台にのぼった。中国市場でも現代・起亜車が今年1-7月、前年同期比45.5%減の50万台だった一方、日本車は同比16.2%増の237万台を販売した。高高度防衛ミサイル(THAAD)配備による中国の報復が大きく影響を及ぼしているが、現代・起亜車の競争力も落ちている。国内市場でも日本車は毎年20%以上成長しているのに対し、韓国自動車は日本に定着できない。