日本の鉄道、独占解体30年 年間2兆円の赤字から1兆円の黒字へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.15 16:38
1日午前11時40分、東京上野駅。全体10両編成17客室に33人を乗せた豪華ベッド列車「TRAIN SUITE 四季島」が初運行を始めた。3泊4日間東北地方・北海道を一周するコースの最高価格は2人1室を基準に95万円。最高級客室は複層にヒノキ風呂も備えている。車両は先頭と後尾がガラスとなっている展望車両で、高級ラウンジもある。走るホテルスイートルームだ。列車は年末まで3泊4日コース21編と1泊2日コース20編が運行される。
四季島のツアーデスクの秋葉美穂さんは「1日に出発した最高級客室の予約倍率は76倍だった」とし、「来年3月までの予約が全部終わっている」と話した。JR東日本は事業費で車両製造費を含めて100億円を投じた。橋本英樹広報担当は「四季島は鉄道を通したクルーズ旅行の新しい市場を切り開くことになるだろう」とし、「地方との連携強化を通じて観光入国に寄与し、地方の魅力を発信する架け橋の役割も果たすだろう」と説明した。