韓国映画、いつまで女性を冒とくするつもりなのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.05 15:03
◆『鬼郷』-大義のためだとして女性を再び見世物に
最後に男映画は女性のからだを見世物にしたり道具化したりする。『鬼郷』を男映画だといえば少々具合が悪いかもしれない。慰安婦被害者に謝罪の一言もない日本を告発するこの映画は、倫理的には立派そうに見える。公開前後の団体観覧ブームがこれを証明している。だが『鬼郷』は男映画だ。この映画は熱く告発するために女性の苦痛を受ける裸体をさまざまな映画言語を動員して何でもないように展示する。大義のためならば女性の体を刺激的に活用してもそれがどうしたと言わんばかりに行動する。これまで日帝蛮行の被害者である女性は、たとえ再現の結果であっても、改めて男性中心的な視線によって見世物に貶められる。私たちは歴史的悲劇に共感したのだろうか、さもなければ女性の苦痛を見物したのだろうか。
◆『軍艦島』-日本軍が女性の体に刻んだ入れ墨を露出