「日本からの謝罪受ける時まで忘れないために…」 慰安婦を扱った2本の映画
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.08 08:13
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韓国・中国・フィリピンの慰安婦被害女性を記録したドキュメンタリー『The Apology』(写真提供=映画会社グラム)
ここに市民が完成した2本の慰安婦被害者映画がある。16日に公開されるドキュメンタリー映画『The Apology(謝罪)』と今月1日に公開された劇映画『雪道』(イ・ナジョン監督)だ。2本とも低予算の独立映画で、市民の小額投資が公開を後押しした。劇場の公開およびマーケティング費用2000万ウォン(約198万円)を目標に、先月22日にストーリーファンディングを始めた『The Apology』には、現在1600万ウォン以上の後援支援金が集まり、公開前にクラウドファンディングを試みた『雪道』は募集3日で3億ウォンを達成した。2本の映画は劇場収益のそれぞれ10%、20%を慰安婦被害者のための寄付に充てる。韓日慰安婦交渉および少女像撤去問題が強まるほど、全国各地に数多くの少女像が立てられるように、市民は2本の映画を通じて声を出した。
◆『低い声』を引き継ぐドキュメンタリー
『The Apology』はカナダ出身のティファニー・シュン監督が韓国・中国・フィリピン3国の慰安婦被害女性に6年間密着して記録した作品だ。