韓米FTA終了なら米国企業の関税負担が増大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.05 14:44
韓米自由貿易協定(FTA)が終了する場合、米国企業の関税負担が韓国企業よりさらに増えるという報告書が出された。国策研究機関の産業研究院が4日、報告書「韓米FTA再交渉と韓国の対応方向」を出した。
これによると、韓米FTAの発効後、韓米両国の相手国に対する製造業の加重平均関税率は計0.1%水準。両国間の関税がほとんど撤廃されたからだ。もし韓米FTAが終了すれば、両国は世界貿易機関(WTO)規定に基づき最恵国待遇(MFN)関税率が適用される。この場合、韓国企業が米国に輸出する際の関税率は平均1.6%、米国企業が韓国に輸出する際の関税率は約4%と分析された。