トランプ氏、アメリカニズムを宣言…韓米FTA・在韓米軍などにも言及
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.23 08:13
米国共和党の大統領選候補ドナルド・トランプ氏は21日(現地時間)、指名受諾演説で「今はグローバリズム(Globalism、世界主義)ではなく米国第一(America First)、すなわちアメリカニズム(Americanism、米国主義)が我々の新しい信条になるだろう」と宣言した。
トランプ氏はこれに伴い、自身が大統領になれば▲韓米自由貿易協定(FTA)をはじめとするすべての貿易協定の再協議など保護貿易▲法と秩序の行使を通した安全回復▲違法移民の統制--などを優先的に推進すると強調した。
トランプ氏のこの演説を最後に、18日から開かれた4日間の共和党全国党大会は終了した。ヒラリー・クリントン氏を候補に決める民主党の全国党大会は25日から4日間の日程で開かれる。トランプ氏は「私のライバル(クリントン)は米国内の中産層を破壊する北米自由貿易協定(NAFTA)、中国の世界貿易機関(WTO)への加入、そして我々の雇用を奪う韓国とのFTA、環太平洋経済連携協定(TPP)も支持している」とし「我々は自分たちの労働者を傷つけ、我々の自由と独立を脅かすいかなる貿易協定にも署名しない」と強調した。