<TPP妥結>韓国、TPP不参加なら韓米FTA効果が半減も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.06 09:02
環太平洋経済連携協定(TPP)は今後、世界多者・2者交渉で新たな基準となる見込みだ。ホ・ユン西江大国際大学院長は「TPPの妥結を受け、この交渉内容に準じて米国・欧州連合(EU)、日本・EU間の自由貿易協定(FTA)も締結される可能性が高い」とし「TPPで新しい『メガFTA』時代が開かれた」という見方を示した。
国際通商秩序の新しい枠となるTPPに韓国はまだ参加していない。TPP交渉国の日本に市場を開かなければならないからだ。韓国政府は2013年11月、TPPに公式的に関心を表明し、米国・日本などTPP参加12カ国と予備2国間協議を行い、参加の可能性を打診した。キム・ハクド産業通商資源部通商交渉室長は「国益増大のためにTPP参加を積極的に検討する」とし「TPPの影響を分析し、公聴会や国会報告などを経て政府の立場を決定する」と述べた。