【噴水台】過労を勧める社会=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.21 08:55
今年4歳のウジン君(仮名)は父が出張から帰って来るのを待っている。父の優しい目にそっくりな きらきらした目をしながら。しかし、父親はもうこの世にいない。先月24日に突然脳出血で倒れたが、とうとう息を引き取ったからだ。41歳。死とはかけ離れた年齢だった。
政府出資研究機関に勤務していた故チョン氏の話だ。脳出血で意識を失った彼は今月17日に亡くなった。 夫人ら遺族は過労死だという立場だ。部署移動、業務量が多くなり、過労が日常化していたという。疲れきって1日休むつもりだったが、結局、出勤した翌日に家で倒れた。