韓国最大手海運会社の韓進海運 「法定管理」へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.31 07:46
韓国最大手の海運会社、韓進(ハンジン)海運が「法定管理」手続きに入る。債権団が30日、ソウル産業銀行本店で開いた緊急会議で、全会一致で韓進海運の経営改善案(約450億円)を受け入れないことを決定したからだ。韓進海運は早ければ31日の取締役会を経て法定管理を申請する予定だ。
李東杰(イ・ドンゴル)産業銀行会長は債権団会議の後、「韓進海運が経営不足資金(1兆-1兆3000億ウォン)に達しない金額を提示したうえ、大株主の韓進グループとオーナー(趙亮鎬会長)の正常化の意志も十分でなかった」とし「企業の努力が不足した状況で債権団は新規資金を支援しないという構造改革の原則を守った」と述べた。大企業はつぶれないという「大馬不死」神話が崩れたのだ。