構造調整に向かっていた韓進海運、滞納用船料1000億ウォン足かせ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.03 09:40
韓進(ハンジン)海運が構造調整のために1000億ウォン(約92億円)以上の追加資金を用意しなければならない状況に置かれた。海外の船主が「今まで借りた1000億ウォン以上の用船料(船を借りた費用)を返してこそ残った契約期間の用船料の調整交渉ができる」として持ちこたえているためだ。
韓進海運の用船料が足かせになるとは債権団も予想できなかった。先月までは経営正常化が順調に進むかのようだった。先月13日、第3のグローバル海運同盟である「ザ・アライアンス(THE Alliance)」に加入した上、19日には初めての社債権者集会で会社債の満期を4カ月延長した。