韓進海運「約180億円の有償増資9~10月に」…ハナ銀行「条件付き支援」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 08:33
法定管理(企業の再生手続き)の可能性が高かった韓進(ハンジン)海運をめぐる気流が微妙に変わりつつある。韓進グループが有償増資時期に釘をさし、産業銀行の次に融資が多いKEBハナ銀行が自己救済策に条件付きで同意すると出たためだ。
韓進海運は29日、債権団に5000億ウォン(約454億円)規模の資金支援時期を操り上げる内容の追加自救案を提出した。まず今年の末に有償増資形態で支援することにした2000億ウォン(約180億円)の支給時期を9~10月に操り上げることにした。「当分の運営資金が不足する」という債権団の要求を受け入れた措置だ。2000億ウォンは韓進海運の大株主である大韓航空が韓進海運に貸与(融資)という形で用意する。残りの2000億ウォンの有償増資は予定通り来年7月以降、債権団と議論する。