<韓国ポスト総選挙、今こそ経済だ>韓国、経済政策の大転換
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.22 13:26
政府経済政策の重心が「産業改革」に移りつつある。急速に力を失いつつある従来の産業の構造調整スピードは高めて、ちょうど芽生え始めた新産業の投資は支援して成長動力の「新-旧交代」を促進させるというものだ。第20代の国会を主導する野党も、構造調整の推進の必要性に共感を示しながら政府と政界の議論の進行過程に沿って今後の産業構造の改編に弾みがつくだろうという展望が出ている。
柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官は19日の記者懇談会で「4大改革(労働・公共・金融・教育)に加えて『産業改革』を推進する」としながら「構造調整をよりスピード感を持って進め、モノのインターネット(IoT)など新産業とサービス業を積極的に支援する」と明らかにした。これに伴い政府は、新産業・サービス業の投資により破格的な税制支援案を用意し、来年度の予算案を組む時にも投資促進と構造調整の支援に焦点を合わせる計画だ。