「ICT先導の韓国、靴のひもを結び直す時」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.15 16:52
韓国ITビジネス振興協会(以下、IPA)が14日、ソウル小公洞(ソゴンドン)のウェスティン朝鮮ホテルで創立20周年記念行事を開催した。IPAは電子商取引の普及や情報技術(IT)融合のための企業情報化事業を主導してきた国内の代表的なIT協会だ。1996年に「韓国CALS/EC協会」としてスタートし、韓国電子取引協会(98年)に法人名を変えたのに続いて2010年に韓国コマースネットと統合、IPAに拡大改編した。SKテレコム・KT・韓国貿易情報通信など会員企業は67社だ。
IPAはITを活用して産業力を向上させるプロジェクトを行っている。中小企業の情報化の実力を強化するために2009年から進めてきた「大・中小企業共生IT革新事業」が代表的だ。これを通じて昨年は51人の中小企業予備最高情報責任者(CIO)を養成した。アイデアとソフトウェア(SW)の開発能力が優れた人材に創業の機会を提供する「創意挑戦型SW研究開発(R&D)支援事業」を通じて昨年だけで104人が恩恵を受けた。このほかIT創意人材の養成やIT企業の海外進出、ITビジネス活性化に関連した活動を行っている。