<囲碁:人間vs人工知能>「AIが人間の代わりに、背筋寒く」「召使い賢ければ主人は楽に」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.11 14:37
ホモサピエンスの危機なのか、新たな技術時代の序幕なのか。人工知能(AI)のアルファ碁と世界囲碁最強者の李世ドル(イ・セドル)9段の対局は、人間・機械・知能・技術などについていろいろと考えさせるきっかけを与えた。世紀の対決を見守っていた「人間」たちは、アルファ碁が9日に続き10日も勝利すると、すぐさま当惑感に包まれた。一般市民や各界の専門家たちは、果たしてこれをどのように理解して受け入れるべきかをめぐり多様な意見を出した。
主婦キム・インシルさん(43)は「AIが人間に代わる日が遠くないという感じがした。未来社会では大多数の平凡な人々がAIに追いやられて淘汰されるのではと思うと不安になる」と話した。イム・ソクフンさん(32)は「対局前はアルファ碁が人間に挑戦すると思っていたが、今は反対に人間がかろうじて挑戦している局面で、背筋が寒くなる」と話した。