「このまま行けば4次産業革命の津波におぼれる」=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.02.09 13:03
「韓国ロボット産業にはしっかりしたヘッドクォーターが存在しない。このままでは近づく4次産業革命の津波に巻き込まれておぼれ死ぬだろう」
韓国内初のヒューマノイド(人間型)ロボットHUBO(ヒューボ)の生みの親であるKAIST(韓国科学技術院)の呉俊鎬(オ・ジュンホ)教授(機械工学科)が、韓国のロボット産業政策を正面から批判した。呉教授は先月20日から4日間、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)にHUBOと共に招待された。KAISTからは呉教授のほかにもカン・ソンモ総長やイ・サンヨプ特聘教授(生命化学工学科)ら6人が主宰側の招待で参加した。HUBOはダボスフォーラムのメイン会場のロビーの真ん中で展示・試演されて世界各国から集まった2500人余りの政府・企業・学界指導者らの話題になった。英国のフィナンシャルタイムズやブルームバーグなど外信もダボス会場のHUBOを写真と共に特集した。2016年ダボスフォーラムがロボットと人工知能などに代表される4次産業革命に注目しながら、その象徴としてHUBOを招いたおかげだった。HUBOは昨年6月に米国カリフォルニア州ポモナで開かれた「DARPAロボティックス・チャレンジ(DRC)」決選で米国・日本などの先端ロボットをはねのけて1位になった。