情報通信技術（ＩＣＴ）スポーツとして脚光を浴びるドローンレース分野の選手を育成する企業スポーツ団が韓国にも誕生した。

ＫＴは４日、ソウル光化門（クァンファムン）のＫＴ社屋でドローンレースチーム「ギガファイブ（ＧｉＧＡ５）を創立したと６日、明らかにした。ＫＴはこの日、韓国ドローンレース協会と業務協約も結び、今後協会が主管するドローンレース大会を後援し、ドローン大衆化のために協力することにした。

ＫＴギガファイブは高速で飛行するドローンをＫＴのギガ速度（Ｇｂｐｓ）インターネットに例えた名称で、プロゲーマー・学生・会社員のドローンレース選手５人で構成された。ＫＴは「ドローンレース分野で国内最高レベルの技量を保有する選手たち」と紹介した。年齢帯は１２歳から３９歳までと幅広い。うち３人は１０日、ドバイ政府傘下機関が主催する「２０１６世界ドローンレース大会」にも出場する。この大会は賞金１００万ドルと、現在まで開催された世界ドローン大会のうち最大規模だ。

ドローンレースはドローンを遠隔操縦しながら選手同士が速度競争をするスポーツ。昨年から各国で公式ドローンレース大会が開催され、ブームになっている。選手はゴーグルを通じてドローンに付着したカメラに映った前後方画面を見ながらリモコンでドローンを操縦する。韓国国内でもドローン同好会を中心に底辺が拡大している。