日本の潜水艦15年ぶりフィリピン派遣…南シナ海進出の中国牽制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.03 16:55
日本の海上自衛隊が来月、潜水艦を南シナ海沿岸であるフィリピンのスービック湾に派遣する予定だと朝日新聞が3日報道した。日本の潜水艦のフィリピン寄港は15年ぶりだ。潜水艦は護衛艦2隻と共に両国の定期連合訓練に参加することになる。両国の友好親善が表面的な目的だが、南シナ海進出を強化している中国を牽制する意図が濃厚だ。
スービック湾は1992年まで世界最大規模の米海軍基地があった軍事的な要衝地だ。米国は1月に原子力潜水艦を派遣した。日本がスービック湾に潜水艦を送るのは日米の連携を誇示する目的もある。米軍が中国の領有権主張に対抗して南シナ海の人工島12カイリの内側まで艦船を送り「航行の自由作戦」を行っていることと歩調を合わせるというものだ。