中国vs米国・日本・ベトナム・フィリピン・台湾
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.29 11:24
米国と中国の「スーパーパワー」が南シナ海でぶつかり、周辺国はそれぞれ利害得失計算に入った。
中国と領有権をめぐり紛争中の日本・台湾・ベトナム・フィリピン・マレーシア・ブルネイは米国の軍事行動を支持する立場だ。
南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島、フィリピン名・Bajo de Masin)をめぐり中国と領有権紛争中のフィリピンは米国の対応を歓迎した。ベトナムも中国の人工島建設は自国の主権を侵害する行為だという点を明確にしてきた。2011年には中国艦艇がベトナム漁船を攻撃する事件もあった。中国との10年戦争(1979-89)の旧怨が残るベトナムが今回の事態で米国側に寄るしかない理由だ。