<野球>黄載鈞、大谷から安打…メジャー挫折の痛みを吹っ飛ばす(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.12 08:29
11日(日本時間)、米アリゾナ州ピオリアのスポーツコンプレックス。メジャーリーグ(MLB)スカウト関係者およそ50人が日本プロ野球の「怪物投手」大谷翔平(22、日本ハム)の姿を見るために集まった。大谷が2016年の最初の実戦投球をする試合だった。シーズン開幕まで2カ月ほど残っているが、大谷はロッテ・ジャイアンツとの練習試合で最高時速156キロの剛速球を投げた。
この日の試合は大谷のMLBショーケースのようだった。1回裏、簡単に2アウトになると、昨年11月の「プレミア12」で韓国代表が大谷に完ぺきに封じられた記憶がよみがえった。その時、3番打者の黄載鈞(ファン・ジェギュン、29)が大谷から右前安打を放った。大谷はこの日、黄載鈞だけにヒットを許し、2イニングを4奪三振、無失点に抑えた。黄載鈞は4打数3安打をマーク(試合は1-1引き分け)した。