人工島「沖ノ鳥島」復元加速する日本…中国と海洋領土争い(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.29 14:16
日本の最南端の島はどこだろうか。日本の国土交通省によれば東京から1700キロ離れた「沖ノ鳥島」だ。日本では「島」と呼ぶが、実際に見てみると実体はない。海の上に丸い人工構造物3つと四角構造物が1つだけだ。円は本当の島ではなく、海中の珊瑚礁にトライポッドをのせてコンクリートを注いだ偽物の島だ。それさえもいつもは海に浸っており、台風によって削られていく。
フィナンシャルタイムズ(FT)は28日、中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)群島に人工島を作ったのに続き日本も1980年代末に作った自国の人工島、沖ノ鳥島で大々的な珊瑚礁の復元作業を始めていると報道した。人工島の造成による「海領土の確保」争いが再び熱を帯びている。