<インタビュー>「韓国、中国から得るものが何なのか冷静に考えてみろ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.20 15:36
ヘリテージ財団本部の建物はワシントンDCの米国議会議事堂のすぐそばにある。ヘリテージ財団のジム・デミント会長の事務室からは、窓の向こう側の修理中の議事堂ドームが近くに見える。デミント会長は「ヘリテージは米国議会と物理的な距離だけでなく心理的にも近い距離で息を合わせながら仕事をしている」と話した。1973年に創立されたヘリテージ財団は米国のシンクタンクの中で政策的に米国議会に最も大きな影響を与える政策開発組織と評価されている。デミント会長に会って米国や日本など12カ国が今月初めに交渉を妥結した環太平洋経済連携協定(TPP)や外交・安保・金融・改革問題などについて話を聞いてみた。デミント会長は連邦上下院議員をつとめた政治家出身らしく、柔和だが強い信念がこもった口調で質問に答えた。
--米国や日本など12カ国が交渉開始から7年ぶりに妥結したTPPについてどのように評価するか。