<米国金利引き上げ>イエレンの「一手」衝撃はなかった…韓国には金利引き上げ圧迫
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.18 09:42
シナリオどおりだった。ジャネット・イエレン米国連邦準備制度理事会(FRB)議長がゼロ金利時代を終わらせる矢を放った。航路が急激に変わるかと憂慮していた市場はむしろ喜んだ。不確実性が解消されたという叫び声が大きかった。米国連邦公開市場委員会(FOMC)は16日(現地時間)、基準金利を現在の0~0.25%から0.25~0.5%へと0.25ポイント上げると発表した。2008年12月、金融危機克服のためにゼロ金利を採択して7年ぶりだ。
イエレン議長は「今後、徐々に金利を上げるだろう」と明らかにした。彼女の発言で暗雲が晴れながら世界各国の株価が上がった。米国ダウ指数は16日に1.28%上昇し、続けて開かれた韓国・日本・中国などアジア主な証券市場も上昇の勢いで場を締めくくった。市場の不確実性を失ったイエレンに対して米国の時事誌ニューヨーカーは「ジャネット・イエレンの時代が始まった」と報道した。