<メイド・イン・チャイナの逆襲>ソウル繁華街に中国産トラック(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.16 10:24
週末ごとにキャンプを楽しむチョン・チャンムクさん(40)は最近中国福田汽車の5人乗りピックアップトラック「拓陸者」(TUNLAND)を購入した。同クラスの双竜自動車「コランド・スポーツ」(2106万~2820万ウォン)より高い3300万ウォン(約341万円)だが、積載重量が900キログラムで2倍以上ある点が気に入った。チョンさんは「燃費・性能・デザインなどで満足度が高い」と話した。自動車業界によると、「拓陸者」は10月の発売以降契約件数が200台を超えた。福田汽車の韓国での販売を担当するテウン自動車は「来年は3000台の販売を目標にしている」と明らかにした。
韓国の主要オンライン・オフライン流通業者は“暴風前夜”だ。「品質が低い中国製らしくない」という意味で「大陸のミス」というニックネームがついたシャオミの核心関係者らが今月極秘裏に訪韓するためだ。韓国内独占輸入権者選定のためのものといううわさが立っている。韓国国内では商品がなくて売れないほど人気を呼んでいるスマートフォン、補助バッテリーなどシャオミの製品は中小輸入業者が本社以外のルートを通じて持ってきたものだ。ある流通業者関係者は「シャオミと公式契約を結べば一気に売り上げを増やせる。面談日はシャオミの通知を待つだけの立場」と伝えた。