<仏テロ>「IS心臓部」空爆に続き核母艦を急派
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.17 10:02
フランスが「怒りの報復」に出た。15日(現地時間)夜、過激派主義の武装組織イスラム国(IS)の根拠地シリアのラッカに対する大規模な空爆を行った。129人(日本時間16日午前0時現在)の命を奪い取った13日のパリのテロに対する反撃だ。
「内在的な決議(Inherent Resolve)」と命名された今回の空爆には、ラファール・ミラージュなどの戦闘機・戦闘爆撃機12機が動員されて20回にわたり爆弾が投下された。フランスが9月シリア内のIS根拠地への空爆を始めて以来、最大規模だ。ヨルダンとアラブ首長国連邦(UAE)から出撃し、米国・豪州・カナダ・ヨルダン・サウジアラビア・UAEなど連合軍の協調のもとに行われた空襲だった。フランス国防省は「IS司令部や新兵募集所、武器倉庫を最初の目標物として破壊し、引き続きテロリスト訓練所を攻撃した」と明らかにした。フランスは昨年9月以降IS空襲に参加してきたがイラクに重点を置いた。シリア空爆は断続的ながらも制限的だった。ISと戦うシリアのアサド政権を強化する可能性があるとみているからだ。今回の空爆でこうした立場にも変化が訪れるというのは西欧の報道機関の展望だ。