「日本の役割拡大」は米国の意を実現…北東アジア軍拡競争の懸念強まる(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.24 17:10
--日本の安保関連法は北朝鮮の脅威への対応が主な目的か、中国の膨張に対応するものか。
「日本の安保法制が目指す普通の国化は結局、日本の国益を実現する手段として軍事力を活用しようというものだ。戦後厳格に禁止してきた軍事力の外交的手段化を実行に移した。経済力の衰退で弱まった国家競争力を軍事力で補完しようということだ。軍事力の外交的手段化において対象は短期的には北朝鮮や中国になるだろうが、長期的にはすべての国が対象になるというのが今回の法案の本質だ」