【社説】日本の安保法案通過の影響に注目する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.21 09:16
「戦争ができる日本」に進む安保法案が19日、参議院を通過し、その波紋が広がっている。日本の良識ある市民が法案通過を主導した安倍政権に対抗して行動に出ている。安倍政権が集団的自衛権の行使などを可能にし、戦後の日本を平和国家にするのに寄与してきた憲法9条を事実上無力化したと非難している。
朝日新聞は20日付の社説で「(安倍政権は)日本が戦後70年をかけて積み上げてきた理念も規範も脱ぎ捨てた」と批判した。憲法と民主主義の基本、そして良識からそれた道を歩んでいるということだ。同紙は戦後70年間日本の平和を担保した憲法9条を毀損することが日本の平和を守るためのものかと問うている。安保法案通過は日本国民の意志とも距離がある。12、13日に朝日新聞が全国電話世論調査をした結果、回答者の68%が安保法案通過に反対し、20%だけが賛成した。