「半導体の力」で持ちこたえたサムスン電子…1四半期売り上げ史上最高(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.31 14:00
サムスン電子の半導体の1四半期の売り上げが初めて11兆ウォン(約1兆1700億円)を突破した。サムスン電子は4-6月期の半導体部門の売り上げが11兆2900億ウォンで史上最高を記録したと30日発表した。かつて売り上げ増加を導いていたスマートフォンの実績が振るわない状況で、半導体が支えとなる役割を確実に果たしたという評価が出ている。
サムスン電子は4-6月期に売り上げ48兆5400億ウォン、営業利益6兆9000億ウォンを記録したとこの日発表した。昨年同期に比べ売り上げと営業利益はそれぞれ7.29%、4.03%減少した。しかし1-3月期に比べ売り上げは3.01%上がり、営業利益は15.36%増加した。スマートフォン「ギャラクシーS6」の発売効果で4-6月期には売り上げ50兆ウォン台を再び超えるとしていた当初の予想がはずれた。ギャラクシーS6の販売が期待に及ばなかったことが主要因に挙げられている。その上、半導体が史上最高の売り上げを記録してスマートフォン事業の不振を穴埋めし1-3月期よりも改善した実績を出したというのが業界の分析だ。営業利益は昨年7-9月期に4兆600億ウォンまで落ちて底を打った後、7-9月期に連続増加で回復傾向に入ったという評価だ。