グローバル半導体企業が超大型M&A…韓国だけ疎外、「メモリー独走」危機に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.30 16:20
今年に入って世界半導体業界に変化が生じている。超大型M&A(企業の合併・買収)と技術提携が相次いでいる。スマートフォン・パソコンなどの成長が弱まる中、半導体業界が強くて技術力のある企業を中心に再編されているという分析だ。韓国は従来のメモリー半導体にとどまり、新しい産業を探せずにいるという指摘も出ている。
発端はオランダの自動車用半導体企業NXPだ。同社は3月、ライバル企業の米プリスケールを118億ドルで買収した。自動車用半導体企業4、5位の両社は合併で一気に世界トップに浮上した。インターネットにつながる「コネクティッドカー」時代に備えた布石だった。