<ロッテ経営権紛争>94歳の父を背にした長男「辛東主の反乱」…一日天下で終わる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.29 09:12
弟の辛東彬会長も同じだ。兄と同じ青山学院大学経済学科を卒業した後、米コロンビア大で経営学修士(MBA)を取得した。卒業後、81年に野村証券に入社し、7年間の会社員生活を送った。兄のロッテ入社から1年後の88年、辛会長も日本ロッテ商事に取締役で入社した。
ロッテグループの関係者は「辛会長の韓国勤務を予想外と受け止める雰囲気もあった」と話した。辛前副会長が02年に在米同胞と結婚したのに対し、申会長は85年に日本の大成建設副会長の娘と結婚したからだ。しかし申会長は韓国で地位を固めていった。2011年に辛会長本人が日本メディアに「兄が日本、私が韓国を担当する方向になるのではと思う」と述べたほどだ。