構造調整に乗り出したポスコ、系列会社3社売却推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.18 09:37
ポスコが系列会社売却を通した構造調整に乗り出した。ポスコは全羅南道光陽(チョルラナムド・クァンヤン)の液化天然ガス(LNG)ターミナル、セメント用スラグ製造業者のポスファイン、造林会社のポスコ-ウルグアイの売却を推進すると発表した。LNGターミナルはドイツバンク、ポスファインは三逸(サミル)会計法人、ポスコ-ウルグアイはアンジン会計法人をそれぞれ売却諮問機関に選定した。非核心事業を構造調整するという権五俊(クォン・オジュン)会長(64)の構想が初めて表面化したのだ。
光陽LNGターミナルは2009年3229億ウォン(約316億円)をかけて完工した国内最初、唯一の民間LNG基地だ。インドネシアから持ってきたLNGをタンクに保存後、気化処理して供給する設備だ。保存能力は53万に達する。ポスコはこの設備を別途法人として作った後、経営権を維持した状態で一部持株(49%以下)を売却するという方針を定めた。市場価値が7000億~9000億ウォンに達するものと予想される。