リチウムイオンバッテリーで成果出す韓国企業、挽回狙う日本企業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.02 14:43
LG化学は最近、ノルウェー造船会社アイデスヴィク(Eidesvik)のエコ海洋作業支援船(OVS)バイキングクイーン号のバッテリー供給企業に選ばれた。国内バッテリー企業のうち船舶用リチウムイオンバッテリーを納品するのは同社が初めてだ。バイキングクイーン号は6000トン級の大型船舶で、普段はLNGで運航し、低速運航と港内待機時にバッテリーを動力として動く計画だ。バッテリーで動く船が登場するということだ。低速区間ではバッテリーとモーターで駆動するハイブリッド車と似た「ハイブリッド船」だ。LG化学がアイデスヴィクに納品するバッテリーは650kWh(キロワット時)級で約100世帯が一日に使用可能な電力量。
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LG化学側は「早ければ今月中にバッテリーを供給する。バッテリーを使用することで、バイキング号は燃料費を18%、環境汚染物質排出量を25%ほど減らすことができるだろう」と説明した。