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【時論】MERS拡散の主犯は後進的な市民意識=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.01 10:40
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隔離者らも、やはり外国出張やゴルフ旅行、講義、公共交通の利用など多様な形で隔離場所から離れて申告件数が一日25件を記録することもした。

MERSに関する限り、すべての社会が利己心を集団的に最大化しているといっても過言ではない。

 
実際の医療現場ではMERSの危険にさらされた病院への訪問の事実を隠す患者や家族、隔離規則を無視してすぐに病院を訪れる隔離者も珍しくない。メディアに取り上げられないだけだ。

状況がこれだからアンシム病院では全患者を対象にMERS照会システムに入力して密接接触者の可能性を問い合わせ、再びMERS選別の門診票と誓約書を作成させるなど二重三重の監視網をつくっている。医師-患者間で互いに信じて頼るべき診療行為が、不信を前提に始まっているのだ。

いったい誰が韓国社会を今のように不信と利己心のウイルスが蔓延する場所にしたのだろうか。恐らく最も大きな役割をした人々として、社会の指導層を挙げられるはずだ。1つの例として高位公職者の聴聞会だけ注視しても、彼らが全国民を相手にどれほどたやすく平気で嘘をつくのが上手なのか知ることができる。指導層が私益追求に走る雰囲気で、MERS事態が近づくと防疫当局も病院も患者自身も、保護者までもまるで一致団結でもするかのように「隠蔽」しながら特別な罪悪感もなく真実を隠したのではないだろうか。

新型肺炎・新型インフルエンザ・MERSの出現に見るように、新種の感染病は遠くない時間に再び新しい姿で訪れて大韓民国を威嚇するだろう。この時いくら医療システムと医学技術を改善したとしても、これだけでは感染病を防ぐには力不足だ。今からでも強い共同体意識を持つ社会、責任ある市民社会を作る仕事に乗り出さなければならない。そのためにはもちろん社会の指導層が最も先頭に立たなければならないだろう。

ファン・セヒ国立中央医療院小児青少年科医師

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