<若者リポート>20・30代「脱韓国」の理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.24 16:50
私たちはこう学んだ。愛国心はいかなる価値より大切なものだと。しかし時間が流れるほどに疑問を感じる。私が暮らすこの国は果たして愛するだけの価値がある所なのか。特にこの頃の若者世代の中でそのような疑いを持つ者たちが増えている。就職も結婚もマイホーム取得も大変な韓国の地で、これ以上耐えるのが困難だという愚痴があちこちからあふれ出ている。
最近出てきたチャン・カンミョン作家の小説『韓国が嫌で』は、韓国での人生に疲れて結局は豪州に渡ってしまった主人公ケナの話を扱っている。若者リポートチームは現実の中のケナ“たち”に会ってインタビューした。今、韓国の一部の若者たちはなぜ韓国を離れたがるのだろうか。小説『韓国が嫌で』の主な部分と共に、韓国を離れたり離れたがっていたりする若者5人のインタビューを再構成した。