<韓国人の心、ビッグデータ分析>「5.望み・羞恥心」…国が「望み」を裏切る時、羞恥心も増える(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.23 14:51
韓国人の心では「望み」と「羞恥心」の比率が大きくなっていることが分かった。中央日報とビッグデータ分析会社ダウムソフトが7年6カ月間(2008年1月1日-2015年6月9日)、ビッグデータ70億件を分析した結果、韓国人の感情分布に相当な変化があった。2008年と2015年の感性関連語比率を比較したところ、「望み」(13.4%→16.7%)、「羞恥心」(7.4%→8.6%)、「喜び」(15.7%→20.1%)の比率が増え、「悲しみ」(23.5%→22.1%)、「怒り」(13.3%→12.0%)、「愛」(17.4%→11.2%)の比率は減った。
特に「望み」と「羞恥心」には緊密な関係があった。ビッグデータ分析の結果、国家的なイシューが発生した場合、2つの感情が重なって増幅することが明らかになった。セウォル号惨事、成完鍾(ソン・ワンジョン)事件、中東呼吸器症候群(MERS)など大きな事件の初期にはうまく解決することを願う気持ちが強いが、政府の対応失敗で国に対する失望と羞恥心を感じる経験が増えたからだ。西江大のチョン・サンジン教授(社会学)は「過去7年6カ月間、大型事件・事故を経験する間、うまくできるという希望が何度も挫折し、羞恥心の比率が増える方向に韓国人の心が再編されている」と分析した。