【時視各角】またぶり返す「後進国トラウマ」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.10 10:05
「わかってみれば韓国は後進国だった」。先週末に電話をしてきた友人の最初の言葉だった。国民安全処からのMERS予防規則順守を呼びかける「緊急災害ショートメッセージ」に腹を立ててした電話だった。「2週間以上も全国を騒然とさせておきながらいまごろになって『緊急』だとは。手遅れになってから騒ぐ行政も行政だと言いながら恥を知らないとは情けなく恥ずかしい」。
同じ時刻、あるテレビニュース番組ではMERS最初の患者の妻でやはり発病した2番目の患者のインタビューが出てきた。「国民のみなさんに申し訳なく、このまま韓国に住めるかと思う。どの病院も肺炎と言うので…後進国でもこんな後進国が…」。