日本厚生労働省「韓国、MERS診断遅れ病院も感染対策徹底せず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.02 16:49
日本政府は韓国からの中東呼吸器症候群(MERS)流入を防ぐために検疫を強化するなど緊急体制に入った。
厚生労働省は2日、「韓国において発生した輸入症例については、明らかな接触歴がなかったこと等から診断が遅れたことや、医療機関における院内感染対策の不徹底等により、医療従事者や同じ病棟の患者やその家族に二次感染が多数発生している」としたうえで、「院内感染対策を徹底すること、MERSへの感染が疑われる患者の発生に関し迅速な情報共有を行うこと」などを全国自治団体に向けて指示をした。韓国でMERSが急速に拡散していることを受け、日本への流入に対する懸念の声も大きくなっているのが背景だ。