<長期不況を脱出する日本>1-3月期の成長率、予想外の1%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.09 09:33
日本の1-3月期の国内総生産(GDP)成長率が前期比で1%となった。日本内閣府は8日、「1-3月期の成長率を先月発表した0.6%(予備値)から1%に上方修正する」と発表した。「G(Growth=成長)サプライズ」だ。1-3月期の成長率が0.8%の韓国を上回る数値だ。
日本経済は昨年4月の消費税増税後、4-6月期、7-9月期に連続でマイナス成長となった。東京金融市場のエコノミストがいう「消費税沈滞」だ。しかしもう消費税増税の余波から抜け出す姿だ。日本NLIリサーチセンターのエコノミスト、斎藤太郎氏はこの日、ブルームバーグ通信のインタビューで「日本経済が回復軌道に乗った」と述べた。
最も重要なのは日本企業の投資が増加している点だ。日本内閣府によると、日本企業の投資は昨年10-12月期の0.1%減から今年1-3月期は2.7%増となった。企業が円安の影響で輸出が増えると予想し、在庫を増やしたおかげだ。在庫は今後の負担となる可能性もあるが、日本企業が将来を前向きに見ているという点は注目される。