韓国でMERS患者12人に…香港でも女性1人に症状
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.30 09:27
中東呼吸器症候群(MERS)感染患者が29日の一日に5人発生した。患者発生から9日間で計12人に増えた。また、中国出張に行った10人目の感染者(44)と同じ飛行機に乗った香港女性にMERS感染類似症状が見られ、隔離して検査中だと、香港日刊紙サウスチャイナモーニングポストが報じた。これを受け、韓国はもちろん中国保健当局もMERS防疫に追われている。
韓国の疾病管理本部はこの日、最初の患者と同じ病棟に入院した患者3人と最初の患者を診療した看護師(46)の感染が確認されたと明らかにした。同じ病棟の患者3人は最初の患者と同じ病棟、同じ階の別の病室に入院していた。56歳の男性、79歳と49歳の女性だ。疾病管理本部は現在、3人の正確な感染経路を把握できずにいる。