【社説】米国務長官の訪韓、萎縮した韓米関係回復の契機にすべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.18 10:25
韓米関係が微妙になっている中で今日ジョン・ケリー米国国務長官が1年3カ月ぶりに訪韓した。来月に予定されている朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米を前に日米関係よりも萎縮したような韓米関係を新たに確かめる好機であることに間違いない。
韓米関係に大きな隙間ができたわけではないが米国は最近、過去の歴史問題で対立を生じている韓日間で、それとなく日本の肩を持つような印象を匂わせている。先月、安倍晋三首相の訪米期間中に上下院合同演説など極めて歓待したことがそうだと言える。しかし安倍首相が慰安婦問題について明らかな謝罪をしなかったのに玉虫色でやり過ごしたことは大いに遺憾だ。