日米関係は新蜜月…韓米関係は慎重
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.28 08:10
韓国・米国・中国・日本の外交チャネルが複雑に絡んだ2日間(26、27日)だった。韓国は26日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を発表した。反対する米国を執拗に説得した結果だった。米国議会は27日、安倍晋三首相の上下院合同演説(4月29日)が決定したと発表した。日本首相の上下院合同演説は戦後初めてとなる。日米の蜜月関係は新たな次元を迎えている。
昨年から続いてきた韓中の外交イシュー、日米の外交イシューが解決されるこの2日間、米軍最高指揮官はソウルにいた。デンプシー米統合参謀本部議長のことだ。しかし韓米国防当局間のイシューである高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の導入は未解決状態だ。デンプシー議長は26日から2泊3日の訪韓期間中、朴槿恵(パク・クネ)大統領、韓民求(ハン・ミング)国防部長官、崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀本部議長に会った。しかし「THAADの話はなかった」(青瓦台・国防部)と発表された。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が26日、朴大統領に会ったが、30分間の歓談を紹介した約900字の発表文にはTHAADがなかった。27日の韓米合同参謀本部議長会談も同じだった。