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高齢者の貧困深刻…財政動員して「福祉・成長好循環」模索する時=韓国(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.05.12 15:14
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忠清(チュンチョン)待望論、湖南(ホナム)首相論、湖南政治復元など最近の韓国政治は「地域主義」談論で綴られてきた。この状況で与野党は公務員年金の改革案について合意に達した。まだ国会通過はしていないが、韓国政治が退歩しているという暗鬱な展望の中で久しぶりに意義ある与野党の合意をしたのだ。政治発展への小さな希望を見せた。

しかし合意内容に対する与野党の同床異夢と党政対立で国会は空転している。合意内容は大きく公務員年金の改革、国民年金の所得代替率引き上げ、国民年金の死角地帯解消という3つの事案で成り立っている。一見すると別々の問題のようにみえるが福祉国家に占める年金の比重を考慮すれば同じテーマだ。

 
多くの経済協力開発機構(OECD)諸国では総社会福祉支出の中で年金のための公的支出の割合が最も大きい。老後の生活保障として年金は核心的な役割を果たす。韓国の高齢者貧困率は47%でOECD諸国の中でも異常に高い。OECDの平均は12.8%程度だ。

これは経済に非常に否定的な影響を与えている。韓国経済が長期的不況に陥りながら民間消費の不振が相当取りざたされてきた。消費停滞の原因として主に家計負債と実質賃金の停滞が議論されているが、高齢者の貧困も隠れた消費停滞の1つの軸だ。高齢者層の貧困は、福祉と成長の好循環にとって深刻な障害物だ。

なぜ韓国の高齢者層の貧困がこれほど深刻なのか。OECD資料の『ひと目で見る年金』(2013)は「韓国の高齢者層の貧困率が非常に高いのは1988年に国民年金制度が導入されたためだ。それで2000年代中盤(以前)の引退者らは(年金の)需給が1回もないか金額がわずかだ」と分析した。

◆称賛獲得と非難回避のための年金政治

それではこうした年金政策をめぐる政治はどのように展開しているのか。米国の政治学者ポール・ピアソンはこれを「称賛獲得の政治(politics of credit claiming)」と「非難回避の政治(politics of blame avoidance)」に類型化した。称賛獲得の政治とは、先進国で福祉政策の拡大が可能な時期に政治家がより多くの支持層を確保するために人気のある政策を推進する政治だ。韓国で「人気のある政策」といえばポピュリズムとして罵倒されたりするが、これは先進国の福祉政策に対する無知や誤解に過ぎない。また非難回避の政治とは政府・与党が次期選挙の敗北を憂慮して大衆の福祉損失を避ける政治をいう。ここで福祉損失というのは年金の所得代替率の引き下げまたは保険料率の引き上げを意味する。(中央SUNDAY第426号)


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