高齢者の貧困深刻…財政動員して「福祉・成長好循環」模索する時=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.05.12 15:14
忠清(チュンチョン)待望論、湖南(ホナム)首相論、湖南政治復元など最近の韓国政治は「地域主義」談論で綴られてきた。この状況で与野党は公務員年金の改革案について合意に達した。まだ国会通過はしていないが、韓国政治が退歩しているという暗鬱な展望の中で久しぶりに意義ある与野党の合意をしたのだ。政治発展への小さな希望を見せた。
しかし合意内容に対する与野党の同床異夢と党政対立で国会は空転している。合意内容は大きく公務員年金の改革、国民年金の所得代替率引き上げ、国民年金の死角地帯解消という3つの事案で成り立っている。一見すると別々の問題のようにみえるが福祉国家に占める年金の比重を考慮すれば同じテーマだ。