【コラム】権力の大衆動員力=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.30 15:43
青瓦台の構成員は3分類だ。ある部類は選挙勝利の功臣の序列を問い詰める。昨年の“門の取っ手”人事の介入議論はそのためだ。もう1つの部類は官僚的参謀だ。彼らは権力問題に意見を出さない。3番目は検察出身で青瓦台の主流だった。以前の青瓦台秘書室長〔金淇春(キム・ギチュン)〕と首相〔鄭ホン原(チョン・ホンウォン)〕も検事出身だ。彼らに大衆動員力はなじまない。その力と権力運用の関係に鈍感だ。
彼らは司正権限になじんでいる。検察の世界は単線と直説だ。世の中はスマートフォン時代に変わった。権力は隠喩と伏線の政治的感受性を要求する。