【コラム】権力の外交想像力=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.02 08:47
リーダーシップは想像力だ。想像力は指導力を鍛える。外交はリーダーシップ想像力の舞台だ。今年は韓日国交正常化50年だ。その正常化は朴正熙(パク・ジョンヒ)政権の作品だ。当時、北方の大陸はふさがっていた。旧ソ連と中国は敵対国だった。韓国の進出路は南方の大洋だけだった。
大洋はリーダーシップの想像力を刺激した。その時代の設計者、金鍾泌(キム・ジョンピル)は新たな接近をした。「韓国は大陸についた盲腸のような位置にある。我々は太平洋・大西洋に進まなければいけない。日本をう回しては行きにくい」。それは外交的感受性の革新だった。
想像力はリーダーシップに勇気を吹き込む。朴正熙は国交正常化を決心した。彼は「昨日の敵でも、今日と明日のために必要なら彼らと手を握らなければいけないのが国家利益と国民の福祉を図る賢明な対処」と述べた。そのような姿勢は日本の活用だ。親日ではない。それは輸出経済と開放につながった。