ボルティモアで暴徒が韓国人商店略奪…ロス暴動の悪夢(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.29 10:22
米メリーランド州ボルティモアで警察に拘束される際に死亡した黒人青年フレディ・グレイさん(25)の死亡と関連したデモが27日に大規模暴動に発展した。この日午後、グレイさんの葬儀が終わった後、デモ隊と警察が衝突し市内各地で略奪と放火が続いた。都心部が無法地帯に変わり、一部韓国人経営の店がデモ隊に略奪され、「第2のロス暴動」に広がらないかとの懸念もでている。1992年に白人警察官による黒人集団暴行に触発されたロス暴動では韓国人経営の店が集中的に略奪・放火された。
メリーランド州のラリー・ホーガン知事はこの日ボルティモア一円に非常事態を宣言し、州警察と近隣警察の兵力5500人余りを緊急配置した。州防衛軍もこの日夜に投入された。ボルティモア市のステファニー・ローリングス・ブレイク市長はこの日通行禁止令を出した。来週まで続く通行禁止令は、大人は夜10時から翌日午前5時まで、14歳以下は夜9時から午前5時までの通行を禁止する。公立学校にも28日に臨時休校令が下された。