【時論】AIIBに遅れて加入した韓国が主導権を見出すには(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.07 09:08
経済状況によって国力も随時変化する。例えば17世紀に中国は世界経済の55%を占めたが、一時は4%台まで縮小して今は世界GDPの12.6%を占めている。フィリピンも50年代には韓国より経済規模が大きかったが、今は5分の1に過ぎない。したがって経済状況によって持分率を調整し続けてこそ合理的かつ公正に国際金融機構が運営できる。
これと共に米国と日本のAIIB参加を誘導し、大規模な有償増資でADBを改革して2つの機構の持分率を似せれば円満に合併してシナジー効果を出せるはずだ。そして米・日・中の持分を平均値で同一に配分してこそ中堅国がキャスティングボートを行使できるため強大国の独走と衝突を防ぐことができる。