AIIBを通じて北インフラ開発事業進出可能
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.27 09:53
アジアインフラ投資銀行(AIIB)参加宣言で、韓国はアジア国家のインフラ開発事業に積極的に参加できる契機を得ることになった。50年間の海外建設経験を基礎に道路・プラント・通信などのインフラ事業に主導的に取り組めるからだ。第2の中東ブームを宣言した政府もこうしたインフラ需要に注目している。アジア地域のインフラ施設投資需要は2020年まで毎年7300億ドル(約806兆ウォン)にのぼる。
ミンギョンソル企画財政部地域金融課長は「世界銀行とアジア開発銀行(ADB)だけではアジア地域のインフラ投資資金を調達しにくい状況だ。AIIBが資金を支援すれば、域内の国の経済が発展するのはもちろん、韓国企業の事業参加が拡大する可能性がある」と説明した。
キム・フンギュ亜洲大政治外交学科教授は「韓国は中東や東南アジアで大規模な工事をした経験が多いため、AIIBに加入すれば今後の開発事業でも相当な機会を得るだろう」と述べた。