朴大統領「経済回復させようと…できなければ恨はどれほどになろうか」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.18 11:10
同日の会合は主に経済問題に集中した。朴大統領は、会合が非公開となってからは文代表が冒頭発言で指摘した経済イシューに対して一つ一つ答えた。チョンセ・ウォルセ対策について「今年は賃貸住宅12万世帯を供給するため特別法を国会に提出した」という答え方だった。経済民主化があまり進んでいないという文代表の指摘には「歴代のどの政府よりも関連法案を多く立法した政府」と切り返したという。
朴大統領は公務員年金改革に関しては「同郷の先輩後輩であるお2人がうまくやって下さると信じている」とした。南北関係に言及し、文代表が「法王の北朝鮮訪問がかなえば特使としても活用し、統一テバク(bonanza、大もうけ/大当たり)になれば経済に役立つだろう」と話すと、朴大統領は笑ったという。
金代表は会合の最後に、文代表に向かって「大統領があれほど経済を回復させようと努めているのだから、経済回復法案にもう少し協力してほしい。文代表が与党になれば、われわれもしっかり協力する」と話した。すると大統領が「大統領として経済を回復させようとしているのに、それも助けることができないのか」とし「国民のためにしたいことができなければ、どれほどの恨(ハン)になろうか」と、震える声で協調を求めたという。